白うさぎの『あー言えばこう言う』

専業主婦をしながらブログを3つ書いています。

腸管出血性大腸菌O26に子供が感染した体験談【O157との症状の違いは?治療法は?】

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今日は11月末から12月にかけて、我が家で起こった事件の詳細をお話します。

 

 

初めて行った焼肉店でアレを注文した

 

事の始まりは、11/24に夫と私と娘で焼肉屋に行ったことです。

そのお店は見た目はボロボロで、いつも行くお店の雰囲気、設備と比べると全てが古い感じでした。

しかし夫曰くハラミが最高に美味しいと、いつかここに連れて行きたいとずっと言っていたお店でした。

 

 そこで私たちは「ハラミ」「カルビ」「シロ」「レバー」「サラダ」「卵スープ」「白ご飯」を食べました。

 

焼肉屋と言えば、2011年に「焼肉酒家えびす」のユッケを食べて5人(富山県4名、福井県1名)が死亡するという悲しい事件がありました。

それから法律も規制され、牛のレバーを生食で提供することは禁止されております。

 

私たちが訪れたお店では、以前は生のレバーを提供していたそうですが、現在は加熱用として普通のレバーがメニューに載っています。

ただ、夫やその会社の同僚は今でも変わらず新鮮なレバーを提供してくれているので、自己責任でサっと炙っただけのレバーを食べていたそうです。

 

その日も夫は「ほとんど生じゃないの?」という感じでレバーを食べていました。

私は怖かったので4面全部に火を通して食べましたが、確かに臭みも無く、今まで食べたレバーの中でもダントツに美味しいと感じました。

 

娘はレバーを食べないと思ったので一切れもあげていません。

その焼肉の途中で、夫がトイレに行ったきりなかなか帰ってきませんでした。

やっと戻ってきた夫は、お腹が痛くて下痢になっていると言うのです。

 

夫は昔から脂っこいものを食べると、すぐにお腹の調子を悪くするタイプです。

しかもその日は10キロ以上ランニングもしていたので、胃腸が弱っているかもと。

家に帰ってからもなかなかトイレから出てこれず、出てきてもすぐまたトイレへ行っていました。

それでも私たちは、いつもの事と不思議には思いませんでした。

 

それから2日後。

 

娘に腹痛と下痢の症状が出始めた

 

焼肉を食べたのが11/24の土曜日で、娘がお腹が痛いと言い始めたのが11/26の夜20時頃でした。

私は後で聞いたのですが、夫とお風呂に入る前にお腹が痛いとトイレに行ったら便が緩かったそうです。

 

それ以前から、娘は頻繁にお腹が痛いと言うことがありました。

病院へ行って検査をしても何も出ず、心因性かもしれないと。

いつも食事の前後に痛くなることが多かったからです。

 

それもあり、私はそこまで大事には思っていませんでした。

実際便を出すと、ケロっとしており、次の日も排便の前後は痛がるのですが、出してしまえばいつも通りに遊んでいました。

 

11/28の水曜日は朝にお腹が痛いと言うので学校を休ませました。

休んだ割にはその日も元気だったので、次の日にはまた学校に行きました。

容体が変わってきたのは30日の金曜日の夕方からで、いつもよりお腹を痛がりソファに横になっていました。

 

もう小児科の診察時間は過ぎていたので、行くとしたら夜間病棟になります。

娘に病院行く?と聞いても「行きたくない」と言います。

次の日の土曜日の診療で、いつも通っている小児科に行くほうがいいのか?と夫とも相談していました。

 

娘の痛がりかたを見て、今すぐという緊急性を感じられなかったので次の日の朝一で行くことに決めました。

熱や嘔吐が全く無かったのも、緊急性を感じなかった理由の一つかもしれません。

 

金曜日の夜と、土曜日の朝は便がほとんど水のようになっていました。

トイレットペーパーで拭くと、ほんの点という感じに出血が見られましたが、それも便のし過ぎでお尻が切れたのかなくらいに思っていました。

 

土曜日になり、かかりつけの小児科に容体を告げると、先生がくまなく診察してくださいました。

割と朝は元気だったのですが、先生が念のため検査しておこうと綿棒みたいなものを肛門に入れてそれを検査に出すけれど、結果が出るのは1週間後でした。

 

抗生物質と整腸剤を3日分出され、娘はその日帰ってからすぐ飲みました。

前日と当日に水のような便が出たせいか、土曜日からはほとんどお腹を痛がらなくなり、次に便が出たのも12/3の月曜日だったかと思います。

便もまだ緩かったけれど少しずつ形になってきていました。

 

そんな中、12/5の水曜日に一本の電話が鳴りました。

 

小児科の先生に告げられた病名が腸管出血性大腸菌O26だった

 

検査の結果、娘は大腸菌O26に罹患していると電話口で告げられ、気が動転しました。

O26という聞きなれない病名な上に、先生の説明も決して軽視できない病気だと説明されたからです。

O26については、O157の軽い版だと説明されました。

 

夫と私はすぐにネットで「大腸菌 O26」で検索しました。

上位に検索されたのは、保育園での集団発生の事例などが主で、あまり症状や治療が詳しく載っているページがなく得られる情報も少なめでした。

 

ウィキペディアで「腸管出血性大腸菌」を調べてみるとこう書かれています。

 

腸管出血性大腸菌は、無症状や軽度の下痢から、激しい腹痛頻回の水様便著しい血便(下血)などとともに重篤な合併症を起こし死に至るものまで、様々である。

感染力は比較的強く他の食中毒原因菌の1101100の100〜1000cfuの摂取で感染が成立するとされている[6]

  • 感染患者に、性別・年齢等有意な差はない。
  • 感染の機会のあった者の約半数は感染から3-8日の潜伏期の後に激しい腹痛をともなう頻回の水様便となる。
  • 多くは発症の翌日ぐらいには血便となる(出血性大腸炎)。
  • ほかの経口感染症(サルモネラ腸炎ビブリオなど)と比べると吐き気嘔吐はみられないことが多く、あっても程度は軽い。
  • 発熱は一過性で軽度(37℃台)である事が多い。
  • 血便になった当初には血液の混入は少量であるが次第に増加し、典型例では便成分の少ない血液がそのまま出ているような状態になる。

 

実際に娘も発熱、嘔吐は全くありませんでした。

小児科の先生曰く、O26はO157の軽い症状ということなので、O157のような酷い症状ではなかったのだと思います。

 

保健所の方が来た

 

病院からの電話の後すぐに保健所から電話があり、午後には家に来られました。

腹痛を発症する前に食べた食べ物や、外食した際のお店や何を食べたかを全部説明しなければいけません。

 

そして、家庭内を消毒しなければならないので、テゴー51という消毒液も渡されました。

100ccの消毒液を5リットルの水で薄めて、台所・洗面所・トイレ等の蛇口・シンク・ドアノブなど手のふれる場所や便器を拭くように指示を受けました。

 

そして娘は二度の検便、一緒に暮らしている家族(父、夫、私)は一度の検便を提出するように言われました。

 

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渡された検便容器(高さ6.5cm)

あまりのサイズと丸見え感に引きましたが、必要な量は親指の先くらいのサイズでいいそうです。

でも無駄に大きいです(;'∀')

 

とりあえず娘は2回とも陰性にならなければ、治療と検査は続きます。

12/1に病院に行って薬をもらってから、腹痛もほとんど無くなってはいたけれど、実際に陰性の結果が出るまでは油断できませんでした。

 

大腸菌の感染経路は?

 

大腸菌がついた食べ物などを通して、口から体に入ることで感染します。

感染者の便の菌が手を介して口の中に入ることで、人から人へうつることがあります。

(唾液などからの飛沫感染はしません)

 

娘は既に薬を飲み終わっていたので、学校へは通っても良いと言われました。

ただ、給食係だけは検査の結果陰性とわかるまではしないようにと、指示を受けました。

 

お風呂も一緒に入るのは避けたほうがよく、先に私が湯舟につかってから最後に娘がつかるように配慮しました。

腹痛が始まっていた時から一緒に入っていたので今更な気もしますが(;'∀')

 

そして12/5は私たち家族と娘、6日は娘の分の検便を取って保健所へ提出しました。

その結果は12/9の日曜日に連絡が来ました。

 

娘(2回分)と父と夫は陰性でした。

ホっとしたのもつかの間、あれ?私は?

 

「お母さんは、陽性でした」

 

まさかの、今度は私がO26に感染していたのです(;´Д`)

 

次は私が大腸菌O26に罹患していた

 

O26に罹患していても症状が出ない人が何割かいるらしいのですが、私もそのタイプだったのか?とも思いましたが、なぜか電話連絡があってから段々とお腹が痛くなり始めました。

 

その日から何となくお腹がシクシクと痛む時があり、特に排便の前後が痛みました。

ただ寝込むほどではなく、普通に家事はできるので軽い症状だったと思います。

 

私は電話をもらった次の日に内科へ行き薬をもらいました。

ホスミシン錠500という抗生物質とミヤBM錠という整腸剤を5日分もらいました。

12/10月曜日の昼から12/15土曜日の朝まで飲みましたが、実際段々と症状が良くなると言うよりは、金曜日が一番お腹が痛く下痢症状もありましたが、不思議と土曜日から突然良くなった感じでした。

 

そして、決まり事なのでしょう。

再度保健所の方が来て、消毒液と検便の容器を置いていかれました。

保健所への便の提出は私も2回あり、薬を飲んでる途中に1回と飲み終わってから2日後に1回と決められていました。

 

薬を飲んでも思ったより症状が改善していなかったので、1回目の提出をギリギリ遅らせてもらい、12/14の金曜日に1回目と12/18に2回目を提出しました。

正直、1回目の時はまだ症状があったので自信無かったです(-_-;)

 

12/17に1回目の便の結果を電話で受けましたが、予想に反して陰性でした。

これほど嬉しいことはなかったですね。

その次は12/21に2回目の便の結果も陰性で、やっとこの長い闘いに決着がついた瞬間でした。

 

時系列まとめ

 

11/24 焼肉を食べに行く(その時に夫は途中で下痢になっていた)

11/26    娘の腹痛と下痢が始まる

11/30 娘の腹痛と下痢が悪化する(水のような便)

12/1  病院へ行って抗生物質と整腸剤をもらう&検査する

12/5  検査の結果、大腸菌O26と判明し保健所の方が来る

    娘と家族の第一回検便を取る

12/6  娘第二回の検便を取る

12/9  娘と家族は陰性の結果が出るが、私は陽性の判定が出る

12/10 私は病院へ行き、抗生物質と整腸剤を5日分もらう

12/14 1回目の検便を提出する

12/17 1回目の便が陰性だと連絡を受ける

12/18 2回目の便を提出する

12/21 2回目の便が陰性だと連絡を受ける 終了

 

振り返ると約1ヵ月、大変だったなぁ。

初めて経験する病気だということもあり本当に不安でした。

そんな中、保健所の担当してくださった女性の方が本当にいい人で優しくて心強かったです。

もう保健所のお世話にはなりたくないけれど、もしも何かあったらその方を指名したいくらいです(笑)

 

結局、何が原因だったのか?

 

今回の件で一番気になるのは、何が原因でO26を発症してしまったのか?ですよね。

私達は焼肉以外にもショッピングモール内のオムライス専門店で外食をしておりましたが、一番怪しいのは焼肉ではないかと私は思っています。

しかし、なぜ断定していないかと言いますと、その焼肉店で近日中に同じ症状を発症した人がいないからです。

 

私たちだけということは、焼き方が悪かったのか。

はたまた違うものを口にしたのが原因か、確かに100%確証は何もありません。

 

夫がレバーをさっと炙っただけで食べたということ。

食べている最中から下痢を起こしたこと。

次の日から夫と娘が一緒にお風呂に入っていたこと。

それらを踏まえると、夫→娘へ移り、その後娘と数日間一緒にお風呂に入っていた私に移ったと考えるのが妥当じゃないかと思います。

 

私が診断を受けた日をさかのぼると、私だけ遅れて後から症状が出る可能性はあると保健所の人に言われましたが、私はレバーを4面焼いて食べていたし、娘に至ってはレバーを食べていないのでその線は無いような気がします。

 

断定はできないものの、夫の半生レバーは可能性が高いので、これからその店で食べる時はちゃんとしっかり焼いてから食べるように言いました。

(保健所の方からも注意を受けました)

私はもう、その店に行くつもりはありませんけど(-_-;)

 

夫は検査の結果が陰性だったので真実はわかりませんが、もしも最初の発症が夫だったとしたら、薬も飲まずに1日で症状が治まった夫は超人かもしれません。

自分でも「俺の身体凄くない?毒素を取り入れても速攻出したよ」とやや自慢気でしたが、普段からすぐ下痢ピーになる人ってそうなんですかね。

 

今回はO26だったので症状はそこまで重くなかったけれど、これがO157だったらと思うと今でもゾっとします。

大人は大丈夫でも、まだ小学1年生の娘に何かあったらと思うと本当に怖いです(/_;)

 

腸管出血性大腸菌感染症を予防するために

 

☆食事の前後は特によく手を洗いましょう

☆生肉(主に牛肉やレバー)には大腸菌が付着していることが多いので、十分に加熱してから食べましょう。

新鮮だからと言って過信は禁物です)

☆お肉を焼くトングやお箸と食べる箸は使い分けましょう。

 

私もこれからは危機感を持って、細菌・ウイルスを予防したいと思いますので、消毒できるものを探してみることにしました。

 

子供がロタやノロウィルスに感染して、突然嘔吐した経験はありませんか?

すぐに消毒したくても、家に常備していないと本当に慌てますよね(;'∀')

 

無臭・無害で赤ちゃんにも安心して使える「安定型次亜塩素酸ナトリウム」の除菌スプレーというものがありました!

※次亜塩素酸水・次亜塩素酸ナトリウムとは違います。

ウイルス・細菌・花粉アレルゲンにも効果があるそうです。

 


 

 

弱アルカリ性で手荒れや肌の弱い方にも使えます。

万が一、体内に入っても人体へ害や危険を及ぼす心配はありません。

ということは、赤ちゃんやペットがいても安心ですよね。

 

以上が私たち家族に起きた1ヵ月の出来後です。

これから寒くなるので、インフルエンザなどウイルス性も病気も流行ってきますので、うがい手洗いはこまめにしましょう。

 

長文になりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。